チラシを作成するとき、良いデザインで作りたいと思いますよね。デザインは大切です。しかし、それよりも前にまず考えたいことがあって、それはチラシを通して伝えることは何かということです。目的をはっきりさせるということです。目的がちゃんとわかっていて、それを伝えることができればチラシの効果は大きくなりますが、そこが曖昧だと効果は限定的になってしまいます。
チラシを作成する際に、基本的なノウハウを知っておくことは重要です。感覚で作るという人もいるかもしれませんが、やっぱり基本を知っておいて損はありませんので、良いチラシを制作する基本のポイントをお伝えします。
良いチラシポイント1. インパクトとわかりやすさ
チラシデザインで重要なのはわかりやすさです。チラシは初見5秒程度で印象を与え、読んでもらえるかどうかが決まります。この本のわずかな時間がチラシにとって一番重要です。5秒でインパクトを与え、しかも見やすく読みやすいチラシをデザインすることが必要です。
さらに大きくて目立つキャッチコピーを配置してチラシの目的をはっきりさせます。細かい文字を羅列してしまうと、読む気が無くなってしまう可能性が高くなります。直感的にインパクトがあり大きく読みやすいキャッチコピーを配置するチラシデザインにしましょう。
良いチラシポイント2. 色を決める
色の選択ではチラシの影響が大きく違ってきます。与えられる印象が大きく変わりますから、どんな色を使うかをしっかりと考えましょう。
スーパーのチラシなんかで白黒や黒と赤などのチラシがあります。色数は少ないですが、特売品を伝える場合にはこういうチラシは有効です。強調する部分がより目立つように配色を設定できるわけです。色合いの持つ力を理解することが必要です。例えば青色は静かで冷たいイメージ、赤は温かくて強いイメージです。
良いチラシポイント3. メリハリの効いたレイアウト
チラシデザインで重要なのはチラシのレイアウトです。強調する部分、目立たせる部分などを考えた上でレイアウトしましょう。
文章と画像を連動させる場合、画像の上に文章を乗せるのか、画像とは別の場所に配置するのかによって意味合いが変わってきます。インパクトのある画像を強調させる場合は、文章は小さめにするということもあります。
良いチラシポイント4. キャッチコピー
キャッチコピーがやはり一番重要かもしれません。短くて簡潔なキャッチコピーは、それを見た人はすぐに意味を理解でき、脳内にずっと記憶されてなかなか忘れません。とにかく一番最初に目に入るように配置し、コピー文は印象に残る言葉選びが大切です。
良いチラシポイント5. フォント
字体もしくはフォントも重要です。丸みを帯びた字体、明朝体やゴシック体など、それぞれの文字から受ける印象は違ってきます。字体選びもチラシデザインでは欠かせません。
まとめ
チラシデザインをする際、コンセプトに合ったチラシのイメージをふくらませてみましょう。チラシ作成を依頼する際にも、基本的な知識を押さえておくと、丸投げではなく業者と一緒に考えて作成することができます。そうすればチラシの集客力を最大限にアップさせることができます。